ELPH 研究会 C021
 「電子散乱による原子核研究 ー陽子半径、不安定核の電荷密度分布を中心にー」

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研究会世話人
  • 須田 利美 (東北大 ELPH)
  • 塚田 暁 (東北大 ELPH)
  • 大塚 孝治 (理研)
  • 若杉 昌徳 (理研)

電子光理学研究センター拠点研究会
「電子散乱による原子核研究
 ー陽子半径、不安定核の電荷密度分布を中心にー」

場所: 東北大学電子光理学研究センター・三神峯ホール
日時: 2019年3月20日(水)―3月21日(木) 2日間

趣旨
 電子光理学研究センターの研究グループが中心になって進めている以下の2つの原子核研究を中心に関連した研究も含めて議論を行う。

a)低エネルギー電子散乱による陽子電荷半径測定

 電子散乱や水素原子分光といった電子を使って決定された電荷半径値と、μ水素原子分光、即ちμ粒子により決定された電荷半径値が、7σ で4%も食い違う所謂「陽子電荷半径パズル(Proton Radius Puzzle)」の原因究明のため、世界各地で実験、理論の研究が進んでいる。 国内では、電子光センターでの史上最低エネルギーでの電子・陽子散乱実験、 理研グループによるμ水素原子分光測定による Zemach 半径測定、CERN Compass でのμ散乱実験などが計画あるいは推進中で、また Lattice QCD による研究も進んでいる。 これら現在進行中の研究を一層強力に推進することを目的として、関連研究グループ関係者による研究進捗報告とともに今後の研究方向、 新しい共同研究の可能性を議論する。


b)電子散乱による短寿命不安定核の電荷密度分布決定

世界初の電子散乱による短寿命不安定核の内部構造研究専用の電子散乱実験施設、SCRIT 電子散乱施設、が完成し稼働を開始した。 原子核内部構造の研究に最適なプローブである電子散乱による短寿命不安定核研究がついに始まる。 昨年7月には、イタリア・トレントでSCRIT 電子散乱施設完成を背景としたECT* 研究会 “Probing exotic strucutre of short-lived nuclei by electron scattering “ が開催され、 SCRIT 施設での電子散乱による不安定核研究は高い注目を集めている。本研究会では、電子散乱による短寿命不安定核研究に関連する展望や課題について議論する。

なお、研究会での講演は基本的には日本語を想定していますが、 英語でスライドを準備して頂きますようお願いします。

招待講演者 (敬称略)
1)陽子半径関連:
    石田勝彦(理研)、 岩田高広(山形大)、 佐々木勝一(東北大)、
    玉江忠明(東北大ELPH)、 本多佑記(東北大ELPH)
2)短寿命不安定核関係:
    Sarah Naimi (理研)、 飯村秀紀(原研)、 大塚孝治(理研)、
    鈴木敏男(東北大ELPH)、 銭廣十三(理研)、 塚田暁(東北大ELPH)、
    中務孝(筑波大)、 福田光順(大阪大)



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