研究成果(2022.04.15)

電子線形加速器・活性炭法由来テクネチウム製剤の薬効を証明 ~テクネチウム製剤原料の国産化に拍車をかける~

電子線形加速器・活性炭法由来テクネチウム製剤の薬効を証明 ~テクネチウム製剤原料の国産化に拍車をかける~

 

 

 東京大学、埼玉医科大学、東北大学、株式会社化研の共同研究グループは、電子線形加速器及び活性炭クロマトグラフィー装置(以下、「電子線形加速器・活性炭法」という)を用いて製造したテクネチウム製剤「過テクネチウム酸ナトリウム」の薬効を証明することに成功しました。
 電子線形加速器・活性炭法で製造したテクネチウム製剤の薬効が証明されたのは初めてであり、本方法を実際の医療現場で利用するための科学的エビデンスの一つが得られたと言えます。さらに、電子線形加速器・活性炭法は国内設備のみでも運用が可能なため、本方法の医療現場への展開によるテクネチウム製剤原料の国産化も期待されます。
 

 

関連リンク:東北大学ウェブサイト

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/04/press20220415-01-technetium.html
https://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20220415-12041.html

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